2014年03月

39 家庭用の空気入れ(楽々ポンプ)で自転車グリップが抜けた!

MTBやママチャリハンドルのグリップを交換するとき、エアーコンプレッサーがあれば空気圧で抜ける、という説明を目にしたことがあります。
シソ号の手入れでグリップを再利用したくて、家庭用の空気入れで試したところ、なんとか成功しました。
(再利用しないならカッターで切り目を入れるのが簡単ですが、ハンドルバーに傷がつくのはできれば避けたいところ)



パナの空気入れに付属していた「浮き輪用アダプター」
浮き輪アダプター

ポンプヘッドに装着します。
アダプター接続

グリップのエンドに空いている穴に浮き輪アダプターを突っ込みます。
差し込み

逆側のグリップエンド穴を空いた手で塞ぎます。
と同時に、反対の手で空気入れのハンドルを目一杯引き上げて、空気を入れる準備をします。
穴ふさぎ


空気をできるだけ素早く入れます。
これを何度も繰り返すと抜けました。
親指で押さえてる穴から空気が漏れますが、それでOKです。
空気を入れたあとすかさず親指を離してみると、プシュッと抜ける感触があり、つまり、内圧が掛かっているということ。
理屈としては、漏れるよりも入れる量が多ければ徐々に圧力が高まっていくはず・・・
最初はこれ無理か?と思いましたが、ポンピングを繰り返すうちに、指で押さえてる穴だけではなく、ステム側の円周からも漏れ出てきました。そのうちアダプターを刺した方のグリップがスポーン!と抜けました。


次が問題で、反対側を抜くときはハンドルそのものの穴を塞ぐ必要があります。
親指が太い人はそのまま親指の腹を使って押さえればいいですが、そうじゃない人はなかなか難しいと思います。私は無理でした。

ワインのコルク栓なんかがあれば使えるかも知れません。
あいにくコルクがなかったので床にダンボールを敷いてそこにハンドルバーの角度を合わせエアが漏れないように押しつけつつポンピングしました。そしたらあっさり成功しました。
ストレートに近いハンドル形状ならできるかと思います。
(下の写真は撮影用にグリップを持ってますが実行時には別の箇所で保持しました)
BlogPaint

あとダンボール以外で身近な使えそうなものというと、マウスパッドとか100均の耐震粘着ゲルマットとかですかね。
ママチャリのハンドルでは角度的に無理だと思うのでやはりゴムやコルクなんかで栓をするのがいいでしょう。

38 【レビュー】 CannondaleのパッドもSugoi 【ケツ用靴】

だいぶ前の話になりますが、このブログを始めてすぐ、Sugoiのレーパン(インナーパンツ)はパッドがすごいと書きました。(2 【レビュー】Sugoiのパッド付きインナーはやっぱりスゴイ【ケツ用靴】
そこにも触れましたように、Sugoiの製品は全般的にやや高めの価格設定になっています。(私にとって)
もちろん価格には合理的な根拠があると思いますし、その価格に見合った性能を持つ製品なので特に異論があるわけではありません。
とは言うものの、やっぱり安いほうが嬉しいのは当たり前。
Sugoiの製品のうち、パッド付きインナーは、レーパンに比べるとまあまあ安いですが、海外通販でしか手に入らないことがネックで、最近の円安で以前ほどメリットが感じられなくなってしまいました。
さらにこの数年間で、他社の廉価版サイクルインナーパンツの価格競争が進み、今の最安値は2000円以下まで下がってきました。


前にも書きましたが、これらの廉価版サイクリングパンツのパッドは、どれもおそらく同じものを使用して作られています。パッドだけが部品で売られているのでしょう。(メンズとレディースの違いはあります)
従って、サイズと、縫製の善し悪しさえクリアできれば、だいたいどれも履き心地は同レベルだと考えられます。また安いので気軽に試せるという利点もあります。
日帰りツーリングだったらこれでも十分という人は多いのではないでしょうか。
強い雨の中走る必要があるとか、何泊も旅行するとか、ブルベなどの、高い信頼性や安心が求められる状況じゃなければ普通に使えるし、安いので洗い替えも買いやすいしいいと思います。

そんな中、Sugoiパッドを比較的安く体験できる手段として、キャノンデールのウェアを買うという方法がありました。
キャノンデールのレーパンはSugoiのOEM製品だろうという話を読んだことがあって、確かめてみたくなり、ビブ(レーパン)が特価になってたのを機に思い切って買ってみました。

シャモア

双方とも新品で撮った写真ですのでご安心ください。
Sugoi(左・赤色)はRC Proシャモア、キャノンデール(右・緑色)はSYNERGYシャモアと呼ばれてますが、確かに同じパッドです。左のRC Proシャモアの赤い部分にプラスチックっぽいツヤがあるのはそういうプリントで、実際には右のSYNERGYシャモアと同じ柔らかい布地でできています。
これでRC ProがSYNERGYと同グレードであることが判明しましたので、他のグレードもそれぞれに呼応したパッドになっている事でしょう。
ちなみにキャノンデールのサイズは日本人向けに表記されていてそれを参考にして買いました。たぶんSugoiと同じ基準だと思います。
キャノンデールのウェア類ってシーズンが終わるとアマゾンで半額以下(60パーOFFとか)になる場合がありますのでサイズが合えば狙い目です。


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