自転車工具レビュー

【レビュー】 激安スポークテンションメーター・PWT STM01とパークツール TM-1を比較

ホイール手組み派にはもうすっかりおなじみの台湾メーカー、PWT。
最強のポータブル振れ取り台 TS-2.2の丸パクリ WTS12、リムセンターゲージ WAG1930に引き続き、スポークテンションメーター STM01が登場しました。
例によってパークツールのニッチ市場に殴り込んでの真っ向勝負、TM-1と比較すると約半額の価格破壊レベルです。

PWT スポークテンションメーター STM01

三種の神器(振れ取り台、センターゲージ、そしてテンションメーター)を揃えてもパークツールの約6割引きというありえない価格帯ですが、実際のとこどうなんでしょうか?

というわけでAmazonでテンションメーターSTM01を買ってみましたので、さっそくパークツールTM-1と比べていきましょう。
まず見た目から。
(以下の写真は色温度がバラバラですが同じとこで撮ったものです)

パッケージ
STM01

プラスチックのパックにボール紙の台紙だけの簡素なパッケージ、中に英語の取り扱い説明書(A4コピー三枚をステープルで留めたもの)が入ってました。
ちなみに日本語版の取説もあり、PWTの日本法人?代理店?のホームページからダウンロードできるみたいです。どうせコピーするなら日本語版を入れといてくれればいいのに。
換算表(上:STM01 下:TM-1)
SCN_0003
換算表2


ポインターとゲージ
ゲージ目盛り1
ゲージ目盛り2
STM01の本体プレートはアルミ製で黒塗装、目盛りの線もボケたりずれたりしておらずカッチリとした印象です。
目盛りの間隔が狭いのでどうかと思ったんですが、コントラストが高く読みやすいです。
一方TM-1はアルミのヘアライン仕上げで真っ青なアルマイトが格好いいですね。ただポインターがゲージのゼロを指してないのが気になります・・・

スタッド
スタッド1
パークツールTM-1と似たような材質、おそらくステンでしょう。

摺動部ブッシュ
ブッシュ1
ゲージ目盛り22
STM01はスタッド部に使用されているのと似たような色の金属ワッシャー(たぶんステン)、TM-1はナイロンワッシャー

仕上げ
切り口1
切り口2
端部の仕上げですが、STM01は一応は仕上げが掛かっているのに対し、TM-1はザリザリしてます。またTM-1はエッジも切りっぱなしでガタガタ。これはよろしくないですね。摩擦が生じて測定結果に影響が出るかも・・(っていうか出てます)

バネ調整機構
校正ネジ1
校正ネジ2
どちらもバネの強さを調整できるようになっていて、同じ原理のようです。
出荷時に校正されてるとは思いますが、ユーザーがいじるのは難しそう。
校正には、別に正確なテンションメーターか、予めテンションが分かっているスポークが必要ですね。

さて、外観をざっと見比べてみました。
STM01は価格は安めなのにけっこう真面目なつくりで好感が持てます。これまでのPWT製品に感じた印象と同じですね。
それに対してTM-1は、これまで比較する対象がなかったので気付いてませんでしたが、もうちょっと頑張ってくれてもいいんじゃないか?って感じですかね。

次に、私が自分で組んだホイールを調整しつつ、実際に使い比べたいと思います。
こっからが本番です。

PWT 振れ取り台 WTS12
PWT プロフェッショナル リム センターゲージ WAG1930




70 【俺の屍】 ペダルレンチ各種を使い比べる(失敗の記録)

最初に・・・
固着したペダルを取りあえず(一度だけ)外したいといった場合には、自転車やさんとかホームセンターの自転車コーナーへ依頼しましょう。そのほうが(私が買って失敗したような)工具を買うよりも長い目で見てお得です。

IMG_2195
15mmのレンチ類いろいろ

手元に5本のペダルレンチがあります。 ←(笑)

上の写真はその一部と15mmコンビレンチです。
15mmのボルト自体があまり使われない規格なので、ペダルの付け外しにはおのずと専用工具を買うことになるんですが、どれもこれも帯に短したすきに長し。
単価は105円~1800円程度なので被害総額は大したことないけど、でかくて重くて邪魔
持ってても殆ど役に立たないこいつら、せっかくなので一通りレビューしておくことにします。
同じ過ちを繰り返す人が少しでも減りますように・・・(いやそんな奴はいない)

今回の記事は取り上げるレビュー点数が多いので長文になってますが、
先に結論だけ述べますと、スポーツ自転車の日常的なメンテ用途としてペダルレンチを1本買うなら
PARKTOOL PW-5がお勧めです。 ←とある理由により個人的にはこれなんですが
TONE CPW-15L がお勧めです。←普通はこれがたぶんベストだと思います。
この結論に至った理由は中身を読んでもらうと納得いただけるかと・・・

PARKTOOL(パークツール) ホームメカニックペダルレンチ PW-5
TONE(トネ) ペダルレンチ15mm CPW-15L


① ホーザン C-200  ★★☆☆☆
プロ用と称して昔から売られているが、これ1本だけでスポーツ自転車に対応するのは無理がある。


最初に購入したペダルレンチ。(長い旅路になろうとはその時の私は思いもしなかった・・・)
手元にあるのは、正確にはこれの旧型で、レンチの角度がハンドル軸に対して90度になっているもの。
(TAKAよろず研究所さんにて詳しく解説されている→解説ページ
まあ新旧どちらでも本質的な違いはない。

このペダルレンチはネット上でべた褒めされているが、正直言って使い勝手が良くない。
「ハンドル部がクランク状にオフセットされて(曲がって)いるので使いやすい」などとされているが、まさにそのオフセットのせいでうまく使えない状況が生じる。
一般的なレンチの使い方として、角度が合わない場合には裏返して使うが、このC-200はハンドルが曲がっているので、裏返すと自転車のクランクにぶつかって、それ以上回せない角度が必ず生じる。
で、その先は結局別の工具が必要になる
しかし、それだったらもっと汎用性の高いペダルレンチを最初から買う方がいいに決まってる。
またレンチの刃先が厚いために、ペダルによってはそもそも差し込めない場合も。事前に確認が必要だろう。(幅の狭いナット部に無理に差し込むと、クランクが傷だらけになります。っていうかなりました)

ところでこのペダルレンチだが、冒頭に述べた「固着しかけたペダルを力任せに外す」といった状況では役に立つ。(その他の状況で敢えてこれを買う必要はないと思うが)
基本的にネットで褒めているのはそういうパターンの人ばかりで、スポーツ自転車のメンテにC-200だけを日常的に使い続けてるような例は、相当探したが、今のところ見あたらない。

つまりこれは、町の自転車やさんなどでママチャリを組み立てるには向いているのかもしれない。
ママチャリのペダルは交換のために外すことを前提としていない。オーナーがメンテすることはまず期待できないので、とにかく全力を掛けて目一杯締め込む。
車体が寿命を迎えるまでノーメンテで、万が一にも緩んで外れる事故が起きないようにするため、このような頑丈なレンチが必要とされる。
自転車屋さんがC-200で力一杯締め込んだママチャリのペダルを緩めるために、C-200を購入するという、何か皮肉な構図である。


② KTCコンビネーションレンチ15mm ★★★☆☆
可もなく不可もなし。

ペダルレンチではなく、一般用のコンビレンチもついでにレビュー。
もともとペダル用ではないけど、ホーザンC-200よりは使いやすい。
C-200が使える状況ならほぼ同等以上には使えるわけだから、上位互換といっていいだろう。
冒頭に貼った写真にはコンビレンチが2本写ってて(右から2番目と3番目)、短い方はかなり昔から家にあったKTCで長年使いつづけている。
全長が短いのが玉に瑕で、トルクが掛けたい時に使いにくい。
100均でやや長めハンドルのものが売られていたので買ってみた。冒頭写真の真ん中がそれ。
安物だからといって口が開いたりすることもなく今のところ至って普通に使えている。
もちろん安物なので壊しても勿体なくないが、常識的なトルクの範囲で使うぶんには特に問題なし。
精度もホームセンターなどでよく売られているセット品程度には出ている感じで、それほど悪くなさそうである。


③ BIKE HAND バイクハンド ペダルレンチ YC-161 ★☆☆☆☆
完全に企画倒れな商品、最終的にヤフオク行き。


IMG_2077

これもC-200と同じように、ネットではやたらと評価が高い工具。
(人が自分の買ったものを「これは良い物」だと思いたがる現象はよく目にするところです)

まず最初に気付くのが、ハンドルに対しレンチ開口部が真っ直ぐに開いていること。
もうこの時点で工具の扱いに慣れた人なら買うのを避ける。
私も確定情報があったら買わなかったが、商品写真ではこの角度がいまいち分かりにくいため、使えなかったらヤフオク行きを前提で入手してみた。

一般的なレンチの刃口というのはハンドルに対し15°の傾斜が設けられていて、6角形ボルトが相手ならレンチの裏表を使い分けてどんな角度でも使えるようになっている。
ところがこの製品は傾斜がついていないため、1つの角度でしかボルトを咥えられない。
これではクランクが邪魔なときなどに、レンチを裏返して逃げるということが不可能だ。

また、ハンドルの末端にボックスレンチが付いているが、このボックス部がクランクとぶつかってしまったら、前述の傾きがないことと相まって、その自転車においてはほぼ使用不可になる。
このボックスレンチはいったい何のために付けられているのか全く意図が不明なのだが、ペダルレンチと14mm、15mmのボックスレンチをコンビにすることに何か意味があるのだろうか。

さらに、ハンドルには硬質なウレタン系と思われる樹脂カバーが掛かっているのだが、なぜかこのカバーがレンチの刃先にまで掛かっている。
このためレンチの刃先の厚さが増していて、使えるペダルがさらに限定されてしまう。

このコーティングがなぜ刃先にまで付いているのかというと、ボックスレンチとして使用するときに手が触れるからだろう。
これって本末転倒もいいところだと思うんだが、デザイナーは疑問を感じなかったのだろうか。
ペダルレンチに不要なボックスレンチを付けたうえ、そのボックスレンチを活かすために、メインであるペダルレンチの機能を損なってしまっている。
ヤフオク行き。


④ 三ケ島(MKS) Ezyペダル用ペダルスパナ 15×3.2mm ☆☆☆☆☆(ゼロ)
品質最悪、使いにくいどころか危険


シソ号に三ヶ島のTOURING-LITE Ezy Superiorというデタッチャブルペダルを取り付けた。

欠点はあるものの概ね満足なペダルで、普段使うには必要十分、さすが高いだけのことはあるのだが、1点だけ大変腹立たしい特徴がある。
このペダルはアーレンキー(六角レンチ)では取り付けできない。それどころか、一般的なペダルレンチでも取り付けることができないのだ。
具体的には厚さ3.2mm以下のペダルレンチが必要

MKS(三ヶ島) ツーリング ライト イージー スーペリア [TOURING-LITE Ezy Superior] シルバー

ってわけでこのレンチの出番だが、それにしても、写真見ただけで分かる安っぽさ・・・
まあでもこれがないとEzyペダルの取り付けはできないわけだし、三ヶ島というペダル専業の老舗が、専用品として出している工具だから、当たり前だけど一定の品質は保たれているだろう、と高をくくってペダルと同時注文で買ってみた。

いやー酷い。
Amazonから届いてみてガッカリ。
ゴミだこれ。
いや、使うと危険なのでゴミ以下。

このEzyペダル用ペダルスパナの何が酷いかって、
まず、ペダルレンチとして実用可能な範囲を下回ってハンドルが短い。
冒頭の写真で一番右に写ってるのがそれ。
短いうえにペナペナなので力を掛けにくいこと甚だしい。
さらに、精度がひっじょーに低い。
組み立て式家具によく付いてくる、使い捨ての簡易工具を想像してもらうと分かりやすいだろう。
ガタが大きく、もしも力を込めている時にツルッと舐めたら大怪我必至である。
用心しながらペダルの取り付けを終えたが、もう二度とこの工具を使うことはないだろう・・・

レンチ刃先精度比較
刃先の精度比較
上:三ケ島(MKS) Ezyペダル用ペダルスパナ 15×3.2mm
下:SUPER Bのペダルレンチ

上の比較写真を見るとハッキリ分かるが、三ヶ島はプレス打ち抜きの加工精度が低く、過大なダレが生じて切り口が斜めに開いてしまっている。しかもそのまま放置
対するSUPER Bはレーザー加工だろうか、平滑かつ平行に仕上がっている。
ちなみに価格はSUPER Bの方が安い

2MEN-NUT
2面ナット

Ezyペダルシリーズの軸はナット部が「小判型2面ナット」タイプである。
これの何が良くないかというと、レンチを差し込むところが2方向しかないため、運が悪いとトルクをかけにくい角度になってしまって、二進も三進も行かなくなる。
で、運が悪かったわけだが、こうなるともうひたすら腕力でグイグイやるしかない。ただでさえ短いペラペラのレンチに力を預けるのは、大変に怖い作業である。

Amazonレビューなどを見ても、この製品には疑問を感じてる人が多いようだ。
そもそも、3.2mm以下の厚さじゃないと取り付け不可というEzyペダルの仕様が意味不明なのに、
そのための工具を別売りにして、しかもボロい・・・
商売上手にもほどがあるだろ。なに考えてんだよ三ヶ島。

BlogPaint
刃先がガタガタなのでボルトと点で接触している。
(当たった所だけが凹んでいる)



⑤ grange ペダルレンチ ★★★☆☆
惜しい!! あと一歩の詰めがほしかった製品



同型のODM品
ここまでのレビューで、ペダルレンチの機能に求められる条件がハッキリした。

1. 作業性の悪い角度のとき裏返して使えるように、ハンドルが真っ直ぐなこと。
 安いペダルには、二面型ナットを使った製品が異常に多い。コストダウンのためだが、この場合には裏返して使えることがほぼ必須。

2. ペダル取り付けナット部が薄くても差し込めるように、刃先が薄いこと。
 三ヶ島Ezyシリーズのようにおかしな仕様のペダルまで想定する必然性はないが、ホーザンC-200みたいな厚すぎる刃先のレンチでは、使えないばかりでなく、クランクやペダルの側面に不要な傷が付いてしまう恐れもある。

3. 1と関連するが、レンチを裏返しても対応できない角度になった場合のため、差し込み角が2種類用意されていること。
 そういう意味でKTCのCP2-15A & Bというペダルレンチはさすがに優れた設計だけど、何も2本に分けて販売することないと思うんだけど。両口にするという選択肢はなかったのかな?
KTC ペダルレンチ CP2-15A
KTC ペダルレンチ CP2-15B

以上の観点を踏まえてグランジのペダルレンチを見てみると、これまでのレビュー品の中ではかなりマトモ。
価格も1400円程度と高くないし、妙に奇をてらっていないので普通に使える。
ただ、これもここまでに縷々述べたような弱点が完全には解消されていない。

まずレンチの刃先に差し込み口が2つ設けられているのはいいとして、なぜ両方とも平行な角度にしたのだろうか。
少し考えたら分かるが、非並行な角度じゃないと2口ある意味がない。

それと、せっかくハンドルが真っ直ぐなのに、丸パイプを使っているため厚みがあり、オフセットされたハンドルと同じようにクランクに当たる場合がある。
安価な材料で剛性を確保するためだと思うが、惜しい。

さらに、刃先の厚みが5mmと明記されているのは評価できるが、これもできるだけ薄くて硬い材料を採用してほしかったところだ。
これは固着したペダルを緩めたい場合などに厚めの素材でないとヘタって寿命が短くなってしまうので、日頃メンテをしない人を対象に含めた商品としては、良い落としどころなのかも知れない。
でも日頃メンテをしない人はペダルレンチがヘタるほど酷使しないだろうけど。


というわけで・・・
⑥ PARKTOOL(パークツール) ホームメカニックペダルレンチ PW-5 ★★★★☆
日常的にメンテできてる人が買うべきツール


それほど値が張るわけでもない「単なる薄いオープンエンドレンチ」にすぎないが、結局のところ、これが最も使いやすい形状。
これなら三ヶ島のEzyシリーズ(笑)にも対応できる。
板厚が3.2mmしかないのでは強度に不安がある、という意見もあるかもしれないが、これはペダルを固着させたりしない人が家で日常的なメンテ用途として使う工具だから、これで必要十分。
さまざまなシチュエーションに対応するプロ用とかとは元々の目的が違う。

評価が★×4のわけは、もしこの仕様に加えて、角度の違う差し込み口が2つあったら最強に使い勝手のよいペダルレンチだと考えられるので。
ちなみに、同じパークツールのこちらのペダルレンチ、
PARKTOOL(パークツール) プロフェッショナルペダルレンチ 15×15mm PW-4
考えられる欠点を全て潰した最高のペダルレンチだと評価する人もいる。


追記:2015-10-12

⑦ TONE(トネ) ペダルレンチ15mm CPW-15L ★★★★★
現時点で最高のペダルレンチ・・・かも


⑥までの内容は、この記事ネタを思いついた1年半くらい前から放ったらかし熟成してて、昨日やっと書き終えたところ。
ふと思いついてググってみたらこのペダレンを見つけました。
品番の末尾に L がついていて、Lがないとまた別のモデルになるようです。
これ、たぶん今ふつうに日本で手に入るペダレンの中で最高の使い勝手と機能を備えてるような気がします。
記事を公開して一日であっさりランキング更新してしまいました。
⑥までで挙げてきた問題がすべて解決されており、この一本でどんなシチュエーションにも対応できる(はず)

・2種類のレンチの角度で、小判型ナットがどんな角度でも作業性がよい
・平らな形状なのでクランクに干渉することなく回すことができる
・全長320mmと十分にトルクが掛けられる長さ
・工具専業メーカーの製品なので精度や堅牢性には問題なし(たぶん)
・しかもパークツール PW-4より安い

最初からこれ買っとけば無駄づかいすることもなく一生物だったんじゃないかと言う気がひしひしとします。
(ちなみに2014年の新製品ですのでどのみち無駄づかいした後ですが)

ただ何度もくどいようですが、三ヶ島Ezyペダルシリーズには使えません・・・
ですのでマイベストペダレンは★×4のパークツールPW-5のまま、更新できません・・・

    

以上でレビューは終わりです。

だいぶ遠回りして、最終的に、普通のオープンエンドの15度っていう角度はよく考えられてるんだなぁ・・・というのを再確認したみたいになっちゃいました。
でもペダルには、上にも何度か述べたように「小判型二面ナット形状」のシャフトが多く見受けられますので、15度だけでは対応できない場合があります。
そこに専用工具としてのペダルレンチが活躍する余地が生まれるし、また悩みどころでもあるんですけど、こんなの小判型ナットを廃止してくれれば済む話です。
三ヶ島のEzyペダルシリーズ(笑)みたいのは論外としても、今あえて6角じゃなく小判型を採用する意味は、コストカット以外にほとんどない筈です。(金属加工技術が低く、材質が不安定な時代なら存在価値はあった)
ママチャリ用の安価なフラペでコストを追及するのは納得できますが、シマノのSPDペダルとかまで未だに小判型を使ってる意味がわからない。そこはフランジ付き6角形状でいいだろ、と思います。
(まあここで書いても改善されるわけないんですけど一応)
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