ネット通販

Amazonで返金されないパターン!に遭遇!!

今回も画像なしの記事です。

Amazonでまたまたまた・・・サイクルインナーを購入しました。

といっても今回は嫁のやつです。
嫁のサイズ感がよくわからないので、ファッション・靴などの商品で使える例の「試着のみ30日以内の場合返品可」システムを利用させてもらい、合わなかったら交換すればいいやと気軽に注文。

んで、さっそく段ボールを開けてみると、なんとなくですが、商品の包装が開封され、セロテープで留め直したような形跡が・・・。
新品じゃない感がそこはかとなく漂ってます。
なんとなくですが、このセロテープは元からのメーカー仕様じゃない気がします。
誰かが前に開封し、セロテープで留めて返品した状態のまま、次のお客さん(つまりうち)に届いたような。
あと包装のビニール袋がやたら大きくて、中身が袋の中でグダグダに泳いでます。

なんとなく、いやな感じがしますが、通販で「試着・返品できる」というシステムの都合上、これは仕方がないこと、と気持ちを切り替えます。
実はこれまでも、Amazonのファッション・靴関係では、箱などが傷んでるパターンには何度か出くわしています。
ちょっと今回はいつもに比べて程度が悪いですが・・・

でも、これに限らず通販って、包装紙や箱が傷んでることはよくあります。
初心者だった頃には、確かにそれが気になってましたが、ネット通販が当たり前の日常と化した今では、ほとんど気にしなくなってきてます。
今回もその件はスルーして試着・・・しようと思ったのですが(嫁がね)、結局しませんでした。
というのも、袋の中で泳いでる商品を外から見ただけで分かるほど、明らかにサイズが違ったので、返品して別のものを買い直すことにしたからです。

で、返品してみてびっくり。
お金が返ってきません。
Amazonからの手続きメールを読むと、

使用済みまたは開封済みの減額

って書いてあります。(Amazon用語ですね。)
意図するところが分かるような分からないような、曖昧な表現です。
正確な意味を知るため、用語の定義を調べてみたところ、要は、商品や包装が傷んでいた場合は所定の割合で返金されないって意味みたい。読んだままですね。
今回の場合、その減額分はなんと「全額

要するに、返品は受け付けるけどお金は返さないよ、っていうことらしいです。

いやAmazonさん、ちょっと待ってくれ。
もし仮に返金ゼロだとしても、商品はとりあえずこっちに戻せよ。支払い済みだろ。
っていうか試着してねーし、袋は届いたときからボロかったんだけど・・・

てなわけで、面倒なクレーム事案の発生です。

気が重くなりつつ、購入履歴ページをよく見てみると、こういう場合の問い合わせ先が用意されてました。
そこから辿れるお問い合わせフォームに入力していくと、メールやチャットなどの連絡先と並んで、「電話での連絡が最も早い解決です」というようなボタンが現れました。
それを押してみると、数秒のちに、私の携帯に着信・・・
けっこう夜遅い時間帯なのにこれは話が早い。

かくかくしかじか、と暫くやり取りの後、結局のところ万事解決し、全額返金となりました。(やれやれ)

で今回の問題は、元々の包装が到着時からすでにボロかったこと、です。
といっても中身は開けて見てないけどたぶん無事でしたし、商品タグもちゃんとついてましたし、包装のビニールがセロテープで留められて傷んでるだけだと思ってたんですが、よく考えたら、「包装も商品のうち」ですからね。
ネット通販にはつきものの「包装の傷み」も、購入者(つまり私たち)が気にしないだけで、する人はする。
というかAmazonも気にしてるんですね。初めて知りました。

平気でボロいビニールのまま送りつけてきたから、ぜんぜん気にしてないと思ってました。

今回の件で分かったこと。
・Amazonの返品システムは、客の善意に基づいたしくみ。
もしも前の購入者が不届きな輩で、商品を使ったり傷めた上で返品し、それがバレなかったとしたら、傷ついた商品の代金を、後の購入者が負うリスクがあるシステムってことになります。
なぜなら、Amazonは商品を送る前に毎回検品してますから、出荷するのは「完全な新品の商品」という前提があるわけです。
例えば、ビニール袋に穴が明いてたら、さすがに出荷時に撥ねられるはずですので。
で今回は実際のところ、包装が傷んでて、誰かが試着したっぽい雰囲気がありましたが、これまでのAmazon基準からすると「新品」だろうと私は勝手に思ってしまいました。
こっちから「包装が傷んでるぞ!」とケチを付けたら返品可なレベルでしたが、前述したとおり、私は包装の傷みにはかなり無頓着なほうなので、Amazonがこれで新品って言うんならそれでいいや、ってことにしたわけです。

・ところがそのままの状態でこちらから返送したら「使用済み」という判定が下ることがある。
なぜなら、「商品の包装が傷んでいる」という事実があるためです。
ここでは、包装を いつ誰が傷めたか が問題になるのですが、Amazon側からすると、出荷時検品を通過してる以上、お客さん(つまり私)が傷めたか、郵送時に傷んだかの2択です。

・返品する際、返品の理由を聞かれます。
このとき「梱包が傷んでいたから」という理由を選択しなかったら、傷めたのはお客さんと判定される可能性が残されます。

私自身は中身が破損してない限り気にしないので、写真も撮らずじまいだったんですが、今後は念のため、到着時にすぐ写真を残すようにしたほうがいいかもしれません。
どんなシンプルな商品でも、返品の可能性はゼロではありませんので・・・。



60 【今中】 中華三昧

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今回の中華バイクは通販でパーツを揃えました。
あと工具類もすべて通販で。
100%Genuin Tuuhan(GT-100)です。
ついでに言うと、自転車を組み立て・整備するための理論やノウハウも全てネットだけで得たものです。

GT-100で気をつけなければならないのは、サイズ違いなどの発注ミスです。
特に海外通販(KT)の場合は、返品・交換すると、往復送料などの追加経費がかさむため、国内価格よりもかえって割高になってしまいます。
2013年末からの急激な円安は、KTのメリットを完全に打ち消し、リスクだけを増大させる状況をもたらしました。

そんなわけで、ここ1年半くらいKTは控えてたんですが、
中華フレームを色々と物色するうちに、Aliexpressとebayという2つのルートを利用したことがないのに気付きました。
どちらも、中国のパーツ販売店(個人?)が激安・送料無料でカーボンパーツをたくさん出品しています。
中華フレームを買ったんだから、今さら中華クオリティにビビる理由なんてありません。
Aliexpressで怪しいカーボンパーツを買いまくりました。

(何が怪しいって、ロゴがもうね・・・
サドルなんか、普通に使えるし、妙なロゴがなければ良いのに、と思ってたらなんか最近になってAmazonにも出品しだしたみたいで、そっちはちゃんとロゴ無し(ノーブランド)で売られてます。
日本人の嗜好から言っても明らかにその方が受け入れやすいですし、
送料含めてもAliexpressより安いくらいの価格、かつ、安心のAmazonなので
色んな意味でメリットが大きいと思います。
買い直すか・・・)

超軽量 98g フルカーボンサドル


・サドル
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寸評:思ってたよりもかなり良い(ただしヤグラ形状を選ぶ)

・シートポスト
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寸評:最悪

・ステム
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寸評:最悪

・ボトルケージ
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寸評:普通に使える

主なところは上の4パーツです。
日本への送料は無料のところが多いので、安い小物であっても気兼ねなく利用できますし、
非常に安上がりではあります。
(到着まで時間が掛かることを我慢すれば、です。そういう点でもアマで扱いが始まったのはメリット)

でも・・・

品質が悪い!!
4パーツ買ったうち、使えるのはサドルとボトルケージのみ。


上の写真ではステムとシートポストも一応重さを量ってますが、
重さ云々の前にまず製品としての完成度が低すぎて使えませんでした。

どうやら他のパーツと組み合わさる部分の精度が出せないようで、
シートポストとヤグラが接触する部分や、ステムのハンドルと接する部分(クランプキャップなど)の成形が特に酷い。
Rも直角も平面も溶けたようにグダグダです。(冒頭の写真)
円筒に接する箇所のカーボン成形がまともにできないのでしょう。
ってことは、要するにステムやシートポストの製造に必要な技術が未熟ということですね。

それでも全体の強度に影響がなさそうならば、
削ったり盛ったりなどの加工をして使ってやることもできるんですけど、
ステムに関してはボルト・ナットも大変な事になってましたので諦めました。
日本製ならどんなに安くても規格を満たしてますが、中華製ボルトは崩壊寸前。

6角穴の中央に大きな鬆(cavity)が入ったボルト。 Titanium とあるが、もちろん違う。
IMG_02471

あとで店舗サイトの出品写真を隅々までよーく見なおしてみると、なんと見本の製品写真にも
この状態がちらほら写ってました。
普段よく目にしているネジ類では、こんな品質のものを見たことがないので、油断してました。
こんな基礎的な部品にさえも日本品質ってあるんだなあ・・・としみじみ。

ちなみにこのボルト&ナット、規格はM5なのですが、ナットが段付きとなっとりまして、
代替品を探す手間と費用を考えると、買い直したほうが早くて安いのでそうしました。

シートポストとステムは、ポジション出しのために買い直すことも最初から予定してましたから、
ポジションを出す間だけ保てばまあOKというつもりだったのですが、あわよくば
そのまま使えちゃったりして? という期待もちょっとありました。

でもそんな自分の甘ったれた根性を、ビンタ一発でたたき直されたような気持ちです。
ロゴはパクリだけど、本物には遠く遠く及びませんね。
これが逆に、「ロゴなし(ノーブランド)で品質は本物レベル」ってなってくれたら最高なんですが。

なおステムですが、ないとハンドル周りが組めないので、本命のKalloy UNO ASA-105をeBayに出店している台湾のパーツ店から購入し直しました。
軽量で有名になったせいか、国内だと当初価格の倍くらいに値上がってますので軽くスルーして、eBayで探しました。
中華カーボンステムよりも軽いわ本物だわで最初からこれ買っとけば良かったです。



Kalloyは軽い(軽やか → Kalloyaka → Kalloy が語源という本当のような話を今思いつきました)
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ASA-105 80mm
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